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精油原液使用問題 ②

風船カラダもココロも整えるお手伝い風船
大阪針中野・駒川中野【ノリの部屋】

ご訪問ありがとうございます


精油原液使用問題の続きです。




前の記事は内服のお話でした。


今回は原液塗布について。





日本のアロマテラピーでは、身体に使用する場合は2%前後が一般的です。



時と場合ですが、局所的に使う時(例えば傷とか打ち身とか怪我の時や、痛みが激しい時など)は、濃度をあげる時はあります。


しかし私は原液では使いません。



なぜなら、原液でない方がいいからです。








精油は蒸発(揮発)するオイルです。



そのままにしておくと蒸発して消えてしまいます。




痛みがある場合、皮膚に長く留まってくれていた方がいいでしょ?



だからそこ、揮発しない植物油を使うのです。



その方が長く効果を発揮できる。






原液での使用は決して効能が高いと言うことではない。




それに植物油などで薄めることで、お肌への負担や反応も防ぐ事ができる。








原液塗布を勧めているメーカーさんの意図が全くわからないところがココ。





原液はとても濃度が濃いものです。



皮膚の負担も大きいし、なにより揮発の問題がある。



より効果をだしたいなら、原液じゃない方がいい場合が多い。








そして原液を何十滴も背中に垂らすそうですが、そのやり方……海外では知らないけど、日本人向けでは決してない。




まず、体格の差。



大きい人なら多めにみて良しとしても、小柄な日本人女子には向いてない。






お薬でも同じでしょ?



大人と子供、若者と高齢者。



それぞれ処方量違いますよね?





解毒の問題です。




体格で肝臓や腎臓の大きさが違うし。



許容範囲が違うやん。




アメリカは知らないけど、日本人にはそのやり方はやはり向いてない。



皮膚も違うし。



日本人はアメリカ人よりお肌はデリケート。



これは生活環境の問題だと思いますが、決して同じではない。






もし仮に、海外で原液塗布背中にドバドバ垂らしてとても良い施術だったとしても、日本人のなかには調子を崩したりお肌がかぶれる人はいる。実際に。




調べてもらえばわかりますが、消費者センターにも多くの抗議が寄せられています。





アロマテラピー=危ないもの



っていうレッテルがどんどん増えていく泣





原液塗布で赤くなったり痒くなったりするのは、浄化してるわけでも解毒のサインでもない。




ただ濃度が濃すぎて、かぶれているだけ。




なかには、アナフィラキシーを起こす人もいる。








実は私は、数年前……



とても酷いことをしでかしてしまったことがあります。





精神的なものからくる蕁麻疹に悩んでた人に、時間がなかったのでラベンダー(時として原液OKと言われている)を1本渡して、とりあえず塗っといてーっと渡してしまいました。




その日から、その人は夜に痒くなる度に塗っていたそうです。



とても効果があった。

痒みが一瞬でひいてたそうです。



だから塗り続けてた。



私はその事をすっかり忘れてました(私が診ていたわけじゃないので)




1ヶ月は経ってたと思います。




ある日を境に逆に酷くなってきたそうで、流石に皮膚科へ。




するとなんと、ラベンダーのアレルギーが出てたそうです。




その人はそれ以来、ラベンダーの香料が入ってるものが使えなくなってしまいました。





塗り続けた私が悪いんよ。

お医者さんにも言われたー

何でもやり続けるのは良くないよと


だから気にしないで。




と私をかばってくださって、ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。(今でもです)





それ以来、本当に気をつけるようにしています。





せっかく、健康のために・相手のために・楽になって欲しいからと思ってても、原液塗布はしません。






私のような事になって欲しくないです。





アロマテラピーでみんなで健康になろうと思う気持ちはわかります。





ただやはり、原液塗布の意図がそのメーカーには見え見えです。





ただ精油を早く使ってもらい、多くの精油を売りたいだけ。





背中の他に足の裏に塗布するそうですが、足裏と手のひらは吸収率最悪。



わざわざ吸収率の低いところに原液塗布させるて、どういうことなの?




全く理解できない。





なぜ原液なのか。








そういう使い方をされているセラピストさんへ。


仮にメーカーさんの意図がどうとかは置いといたとして、ほんとうに原液塗布することが最善の使い方だと思いますか?




よく考えて欲しい。












あ、そうだ。




アロマテラピーとスピリチュアルの関係についても書きます。








そもそも、香りは宗教と深く結びついています。



香りだけでなく音楽もですが。







はるかはるかはるか昔、病は悪魔(邪気)のせいだと思われていた時代がありました。



植物は殺菌作用抗ウイルス作用がある事(それだけじゃないけど)と、脳への影響も大きい事から、儀式的なものには付き物でした。(洗脳や瞑想の助け)




ハーブ療法も同じです。




ハーブで身体を擦ったり叩いたり、時には焼いたりしながら、悪魔を身体から追い出す……




すると病が治る。




悪魔(邪気)を追い払った




という事になる。




なので、植物から抽出されるアロマテラピーもそういうチカラがあると思われているし、現にそういう使い方を未だにしているメーカーもあります。





創業者さんの波動が入った精油、なども実際にありますし、それを私は否定はしません。





私にはそういうものがわからないだけなので。






ただ、現代のアロマテラピーは芳香療法として化学的に研究されています。



成分の分析

脳波の測定

内分泌



などなど。




きちんとしたデータがあるのです。



だからこそ、フランスではお薬として処方されていた訳で。








アロマテラピーの歴史で、フランス・イギリス・アメリカと大きな流れがあります。



同じツール(アロマテラピー)でも、捉え方で使い方が違うんです。




フランスは医療

イギリスは美容

アメリカはリラクゼーション




日本はアメリカかぶれしているので、アロマテラピーはリラクゼーションという印象が強いのです。



どれも間違いではありません。



使い方・取り入れ方が違うだけです。





そしてスピリチュアルと結びついてるのは、イギリスやアメリカの流れなのかなと私は思ってます。







昨日も言いましたが、信じていれば効果はあるし、スピリチュアルな使い方も化学の方面から見ても遠からず近からずな印象をうけます。





例えば、

女性性を高めると言われれば、女性ホルモン様作用の含まれているオイルが使われてる。


浄化オイルってなると、高い殺菌作用のあるオイルだし。







スピリチュアル的な表現ですが、実際には化学的にも間違ってないことが多いと私は思ってます。







なので、スピリチュアル的なアロマテラピーは否定はしません。




私はそういう使い方をしないだけで、間違いとかでもないのかなと。




その点は好きにすればいいと思います。




ただ波動事業は……眉唾物w

まぁ信じて健康ならいいけど(笑)


だってー、もしかりに波動が入ってても、手元に届く頃にはさらにいろんな人の波動入ってるやんと思うのは私だけ?





いろいろと書きましたが、とりあえず私がお伝えしたいことは……



原液使用はしない方がいいよ

わざわざ原液内服する必要はありますか?

メーカーに騙されてませんか?




ということです。




皆様、お気をつけください。




そして、そーいう人に出会っても温かい目で見てあげてほしいです。



その人達は、たぶん良い人達が多い。


自然派・健康志向の人達です。


変な洗脳されて騙されてるだけなんで照れ



ウシシ最後までご覧頂きありがとうございましたお願い



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